2014年8月6日水曜日

Vintage Rythm Box 「Sequential TOM」 Review

どうも電子音屋ヨクシーです!!

超、久々の投稿でございますσ(^_^;

今回ピックアップするリズムマシーンはコチラ













Sequentialのリズムマシーン「TOM」です☆

オークションでひょっこり見つけて
YouTubeでパフォーマンス動画を
観たところ気に入って導入しました。

80年代にSequentialが相当力を入れて
開発したモデルのようですが、
中々、独特な質感があります。
又、MIDIとCVに対応しているので、
Vintageマシンとの同期も行えます。

例えば、コチラ




TOMのClock OUTからのパルス信号にSH-101の
シーケンサーを同期させています。
TOM側でパルスの調整ができるので、
SH-101をフレキシブルに演奏させられます。

以前、Volcaで試した時は8分音符区切りで固定だったので
16ビートにするのに工夫が必要でしたが、
コレを使うとかなり便利☆古いRolandのシーケンサー
(MC-4とか)にも同期可能だと思います。

各音色は個々にVolume、Pitchを調整できるので、
実際のパッド数は8つしかないけれども
かなり幅の広いリズム帯が構築出来ます。
個人的にはバンドのDrums変わりに使用するよりは
テクノ/ハウスでタイトなビートに使う方が向いていると
思います。

操作性もレスポンスが良いので
リアルタイムでポンポン打ち込めて
MPCに慣れてる僕にはとても使い易い(笑)
サクッとこんな感じで出来ちゃいます。




結構、僕はハンド・クラップの音が気に入っています^^
すごく特徴あると思います。このクラップだけでも
オールド・スクールな雰囲気出せますよ☆

痒い点で言えば、クラップ以外のパーカッションが
一つも無い点ですかリムショットもないし。
効果音や追加音色はカートリッジで補う仕様ですね。

このカートリッジ音も独特で面白いから
手に入れたくなります
コチラの動画が解り易いです。




更に、リバース・モードがあって
全ての音色を瞬時にリバース再生させる事も出来て、
例えば、リバースしたクラッシュとノーマルのクラッシュを
同じパターンで使う事が出来ます。

この時期のリズムマシンとしては高分解能で、
96まで設定する事が出来ます。
(個人的に日本製は同時期の物で大概、32くらいまでのような気がします)
この高分解能とフレキシブルなPitch、Volumeコントロールで
今でも通用する強烈なGlitchサウンドが繰り出せます!!

下の動画はRoland TR-8でScatter機能という物を
作動させたフレーズとTOMでGlitchを打ち込んだフレーズを
交互に再生して比較しています。



結構類似してるでしょう(笑) 打ち込み方次第で
最新のTR-8のScatterを凌駕出来るかもしれません(オーバーか?)

最後に・・・・

かなりレアなマシンです。僕は幸運にも日本語マニュアル付きで
手に入れた為に重宝しておりますが、色々わかりにくい点も
ありますので、入手の歳はご注意を!!

もし不明な事があったら気軽にご連絡下さい(^▽^)/

但し即答しかねますので、気長な方のみお願いします。

今回はSequential TOMのレヴューでした☆


2014年3月18日火曜日

アナログ・リズムマシン MFB-503 回想記

どうも、電子音屋ヨクシーです。

3月8日に念願のRoland AIRAシリーズ・リズムマシン「TR-8」を
手に入れて、創作に没頭している今日この頃ですが、
それまで、メインのビート・ボックスとして活躍してくれた
ドイツ製のMFB-503について、TR-8の記事を書く前に
回想記を残しておく事にしました。

生産完了品であり、もう入手困難な機材ですが
名残惜しい中、TR-8の導入の為に手放しました。

棚に眠らせてしまうのはどうか・・・という思いも一つですが、
一番の理由はCDリリースの為に随分と資金を費やし
このタイミングでAIRAリリース!!って事で、
まあ、金銭的な問題で下取りに出したのが本音ですσ(^_^;






















3年前に渋谷のFive Gさんで品定めをして購入しました。

導入する決め手はキックの音でしたね。

アナログのマシンは他にも同メーカーのMFB-522や
acidlab maiami、キック専用機のJoMoxのMbass等があり
当然、TR-808や909もありましたが、
私の資金で調達できるマシンは限られていたので、
maiamiやその他のハイ・コストマシン、当然TRの実機には
てを出せなかった為、MFBを選ぶことにしました。

522はどちらかと言えば808のクローン的な感じ、
503はアナログとPCMのハイブリッドで、909的です。

当事私が望んでいたのは、中低域に音圧のある音だった為、
503のキックが丁度目的の音に近かった・・・という感じです。
(522だといわゆる低音域ですから、普通のモニターだとトゥンです)

それまで、リズムはサンプル音しか扱って来なかったので、
購入当事は非常に新鮮でしたね。

ステレオ・アウトも出来ますが、キックとスネアをパラ・アウト
可能な為、夫々に独自にコンプやEQ処理も出来ましたし、
何にしても音色エディットがフレキシブルで、好みの
サウンドにし易かったです。

残念な部分は、タムの音やシンバル系がショボイ・・・
 あとボタンが小さい為リアルタイムでのコントロールは皆無
又、外部シーケンサーからトリガーした時に最大ベロシティの
127(128)で鳴らしてもMAXの音が出ない・・・等があります。
(本体のステップ・シーケンサーで鳴らした音圧と明らに違う)

それ以外は非常に僕のトラック・メイクの友として活躍してくれました。

これまでにYouTubeやサウンド・クラウドで公開してきた
ほぼ全てのトラックにそのサウンドを使用してきました。

又、TR-505とMIXして使うと非常に相性が良い。
TR-505のスカスカのキックにアタックを抑えた
MFB-503のキックをレイヤーすると、かなりパンチの
利いた音になります。小さいのでスペース的に
二台置いても邪魔になりませんでしたからね。

こんな感じのセッティングが常でした。




















この画像、前の記事にも使ったっけ?(笑)
右端の白い505の上がMFB-503です。

本体シーケンサーは16ステップで、各プログラム毎
A、Bの2パターン用意出来ます。
リンクさせてループ再生も可能で、ソングも組めます。
シャッフルも可能でした。

但し、ソングは127パターンまでしか記録できず、
又、延々とループするので、一つの曲を構成するには
使い辛いので、僕はMPCからトリガーしていました。
当然、DAWからでも可能です(MIDI経由ですが)

僕が3年使用して感じたのは、キックの抜けが今一歩
足りなかったかな・・・って感じです。スネアは抜群でしたが(笑)

ピッチを上げ目で、アタックを最大にしてあとEQとリバーブで
浮かせ気味にするといい感じの音になります。
こちらのトラックのキックが参考になるでしょう。





そういう点で、今回リリースした自主制作アルバム
「DAWN ENERGY」はキックの低域強調の為にMFBを使ったので
あまり、本来の能力を発揮させる事が出来なかった
かもしれません。

そこが反省点ですね(汗)

フレキシブルなキックの音色加工はできますが、
他のアナログマシンのキックもそうかもしれないけど
過度にピッチを下げるのは、モニターで
聴く分には心地よいですが実際マスタリングで
墓穴を掘ります。

総括すると、ドライに聴かせるよりも
邪魔にならない程度に程よく リヴァーブをかけて
ピッチを上げ目にして浮かせた感じにするのがいいかな?

ゴリゴリのアシッドより、アンビエント的な雰囲気の
テクノに向いてると思います。あと、テック・ハウスとか
あまり重たくないジャンルの方が能力を発揮すると思います。

かなり独断と偏見のある3年間の回想記ですが(笑)
もし、あなたが手にする事があったら
参考にしてもらえたら嬉しいですね^^ 

MFB-503、本当に3年間ありがとう!!

最後に、MFB-503が活躍した僕の自主制作アルバム
「DOWN ENERGY」のクロスフェードをシェアして今回は
締めにします。




こちらのアルバムは現在、池袋のTokyo Future Musicさんで
店頭販売されております。詳しくはコチラ⇒Tokyo Future Music

また、直販も受け付けてますので「電子音屋ヨクシー オフィシャルサイト」
から是非、お問い合わせお待ちしております☆

電子音屋ヨクシー オフィシャルサイト

それでは、また面白いドンカマ(ビートボックス)や電子楽器を
順次ご紹介してゆきますので、今後共よろしくです!!

2014年3月3日月曜日

自主制作CD 「DAWN ENERGY」リリース!!

どうも、電子音屋ヨクシーです。

この度、遂に自主制作CD「DAWN ENERGY」をリリースしました!!

昔から自分の作品をCD化する事が夢でしたので、感激している次第です。


こんな感じです。

















本アルバムはアシッド・テクノ/ハウスを基調にした作品です。

製作環境は、DAWを使わず全てをレコーダーにいたるまで
ハードウェアで行いました。

心臓にはAKAI MPC2000XLを使用し、複数のモジュールと
x0xb0x等のマシンをMIDI同期させてMTRへ多重録音してゆく
旧式な手法です。

古くさっ!!とも思われるとおもいますが、
アシッド・ハウスのアノ感じをかもし出すのに
PC一台で何でも来いのようなDAWを使うより
この方が良い結果が生まれると確信してのセットアップです。

因みにこんな感じで製作してました。




















リズムマシン率が高いセットですが、
アタックが強くて分厚い、しかも特徴的なキックを作り出すのに、
写真に見えるMFB-503、TR-505、Volca Beats
及び、MPCのサンプリング音を巧みにレイヤーして
リズムトラックを生成しています。

そして、いままで眠りがちだったYAMAHAのTX81Zが
今回はよく活躍してくれました。
アナログで埋め尽くされたセットにFM音源・・・と
思われるかもしれませんが、FM変調によって
Ringモジュレーターとは違った金属的なサウンドが
ビートマシンの繰り出す音に上手く溶け込んでくれました。

FM音源への拘りは、高校生の頃から大スキな
「ソフトバレエ」へのオマージュでしょう。
(やはり藤井麻輝さんは上手く使いこなしていました)

あとKORG MS2000もようやく本格的に活躍してくれました。
ヴォコーダーは勿論、アナログ感覚のステップ・シーケンサーが
今回の作風にピッタリとはまった感じですね^^





















レコーディングは単純にMTR(今回はZOOMのHD16を使用)
にバラ録りするのではなく、一回YAMAHAのProMixで
処理したソースを落とす手法で、その辺はDAWでの
作業をそのまま旧機材で再現した感じですね。
特にリズムパートに関しては事前にコンプが処理をして
レコーダーへ落としたので、音圧が随分と稼げました。

ただ、今回のセットアップでデメリットがあるとすれば、
「機動力が皆無」いわばライブで持ち出したくても
気軽に出来ない点ですね。
なので、今後はこの作品を表でどうパフォーマンスして行くかが
課題となっています。

あくまでレコーディングありきのセットなので、
最終的には音源モジュールラックとMPC及び
一台のビートBOXというコンパクト化を進めて行きます。
(その為に、ROLANDの新製品 AIRA TR-8を導入予定)

CDの販売は店頭では池袋にある【Tokyo Future Music】さん
及び、【電子音屋ヨクシー オフィシャルサイト】での直販になっております。
定価は1300円(直販特価1000円)です。

各種、ご購入のお問い合わせ先のリンクを掲載しておきます。

【Tokyo Future Music】 ⇒http://future-music.co.jp/
【電子音屋ヨクシー オフィシャル・サイト】⇒http://musiclabel-jtm.com/yokushe/index.html

より多くの皆様に、このアルバムが届く事を心より願っております!!

最後に、アルバムのクロスフェード・トラックを掲載しておきますので
是非、ご試聴になって下さい。


それでは、次回投稿からまた続々と面白いドンカマ記事を
投稿して行きますのでお楽しみに☆

2014年1月24日金曜日

手記

どうも、電子音屋ヨクシーです。

随分ご無沙汰の投稿ですが、さぼってる訳ではないですよ(笑)

今回は僕の音楽に対する「想い」について
文字だけで伝えようと試みてみます。

長くなるので、かなり飛ばし読みして下さい。

僕は現在、何らかの事務所に所属するアーティストではなく、
又、表立って活動するタイプの人物でもありません。

活動の拠点は「インターネット」

「SoundCloud」や「YouTube」、「Ustream」等です。

元々、バンドのキーボード担当として若い頃は
ステージに立つ事もよくありましたが、
現在はライブよりも「トラック・メイク」をひたすら
しているような人間です。

元々、ライブの為に「演奏技術」を磨くよりも
オリジナル曲を作る方がこの上なく好きなタイプでしたから、
未だに上手な演奏なんて出来やしません(笑)

尊敬する音楽プロデューサーに
「ウィリアム・オービット」っていうスゴイ人がいるんですが
(グラミー賞2回取ってる)
彼のインタビューが16~7年前のキーボード・マガジンで
こんな事を語ってるのを見ました。

「僕はキーボーディストなんて思った事ないからね・・・二本指の達人さ(笑)」

この言葉が今の僕にどれほど影響を与えたか知れません。

そりゃあね、音楽ですから「演奏」が上手いに越した事はないんですよ。

でもね

技術が高ければいいってもんでないんです。

一つの「音」にどれだけ丹精を込められるか、

僕の音楽観はそこなんです。

・・・で、クォリティーの高い「電子楽器」程、誰でもそれなりの音は
出せるんです。ようは「お金」かければいくらでも・・・って感じで。

それに、真っ向から立ち向かおうと掲げた標語が
 「JunK Techno」なんです。

かなり大口たたくと、
僕はどんな電子楽器でも使いこなす自信があります。
まあ、壊れてたら仕方ないですけど(治してしまう場合もある)
使えるなら、自分の音楽製作のツールとして
何でも使いこなせると思っています。

ただしお金持ちでないですから、
これまでに発売された機材全てに精通してる
なんてアホな事思って質問しないで下さいね。

ただ、「コレ使えや!!」っていわれたら
それなりに所見でも使ってやれるって事です。

まあ、そんな事はどうでもいいです。

これまで、インターネットで活動して
自分のサウンドを多くの方に届ける為に
様々な事をしました。

それによって、気分を害してしまう
シェアの仕方も数多くしてきました。

一時期は音楽製作を横において
「メルマガ・ビジネス」を
学んでしまったりもしました。

ご存知の方は言うまでもありませんが、
ほぼ80%は迷惑メールで成り立ってる
ブラックな方法 です。

誰にも読まれないメールを
自分のSoundCloudやYouTubeのリンク付きで
毎日送信して・・・

学んでいたスクールのセオリーで
ツイッターでの拡散もしつこくしていました。

しかし、寄ってくるのは
金目当てのクソみたいな企業家ぼったい
クソアカウントのみ。

音楽の愛好者には、好かれては嫌われ・・・の繰り返し、

シェアの拡大の為に、ツイッター上で
知り合った気の置ける友人のフェイスブック・コミュニティーから
引っ張ろうともしました。(実験音楽のお方ではないですよ!!モットしょぼいやつ)

以上は、紛れも無い事実で
結果はお粗末です。

だって「やましい」んだもの(笑)

「Junk Techno」のスタイルを広めようとするなら
他にも方法はあったと思います。
しかし、
ビジネスとの兼ね合いも考えたせいで、却って
よからぬ繋がりや遠回りをしてしまいました。

ある人物との出会いから
僕の考えは日を増すごとに変わってゆきました。

その人は自分の親族よりも
より的確に僕にアドバイスをしてくれる方でした。

年は一回り違うぐらいで、丁度僕の「姉」と同じくらいの世代
でも、実の姉より僕のことに親身になってくれました。
しかも「音楽」の事で。

この方の名前は申し訳ないですが公表できません
(元メジャー・アーティストで 知っている方もいる為)
しかし、実に素晴らしい人物です。

ただ、「JunK Techno」に関しては未だ自信が持てず、
どうしたらいいか解らず一年すぎました。

2014年、つい先週の話ですが、その人が
一冊の本をプレゼントしてくれまして、読んでみました。

稲盛和夫さんの「生き方」という本です。

第一章しかまだ読んでいませんが、それだけで
何をすべきかすぐに見当がつきました。

とにかく、余計な事は考えず
自分が思い描いたイメージを徹底的に追及すれば
必ず成果がやってくると確信しました。

それは「神の声」とも本書内では表現してますが、
それに賭けようと思いました。

僕が扱う機材で最新の物はVolcaとBassBoy+のみです。
あとは15年以上前の使い古された機材のみで
今のテクノシーンに通用する音楽を作ろうとしています。

普通の人ならやらないでしょうね。

必至に金策して「Electoron」とか高額なマシンの入手
又、DAWの環境を充実させた方が
ウケる作品は作り易いと思います。

でも、今ある精一杯の環境で出来ない事はないと考えました。

稲盛和夫さんが「京セラ」を立ち上げる前に
勤務していた町工場で、圧倒的に設備の乏しい環境で
国産初の世界に通づる「セラミック」を生成出来た話を読んで、
僕の今の環境でも通用するサウンドが
生み出せるはずだと考えるようになりました。

それと、一番励みになったのは皆さんの声です。

正直、最近「なげやり」な気分がしていました。

でも、僅かながらでも僕のスタイルを好いてくれる方の
コメントを頂いて 「やりつづけるべきだ」と思い直しました。

精一杯の環境だからこそ、孤高の一作が仕上がるかもしれません。

そんな作品を皆さんに届け、それがあなたの
イマジネーションになる事が一番の目的であるのが

「電子音屋ヨクシー 」という人間です。

僕に名誉や富など要りません。

名誉は「あなた」が勝ち取って下さい。

富は「あなた」が受け取って下さい。

僕はそのきっかけで十分です。

僕が殆どのトラックを「All rights reserved」でなく
「Creative Commons」で提供しているのは
その想いからです。

使えるなら「電子音屋ヨクシー」を使い倒して下さい!!
使い倒されるくらいのサウンドを提供するのが
僕の目的です!!

ある人物(話すとさらに長くなる)繋がりでのSNSとの交流で
随分ぼくも嫉妬深くなってしまい、戸惑っていましたが、
今では断ち切って新しいファンを募っています☆

とりどめもない手記になりましたが、
最後に僕の今の所の最高傑作「Twilight Zone」を載せておきます
原曲は20歳の時にRoland JP8000とMPC3000のみで作った曲ですが
リメイクした本作品が好評ですのでσ(^_^;




それでは今後共、電子音屋ヨクシーを宜しくお願いします!!

2013年10月19日土曜日

KORG Volca Beats Experimental レヴュー

こんにちは、電子音屋ヨクシーです!!

KORGのVolcaシリーズですが、発売から早3ヶ月程
経ちましたね。多くの方が、既に使いこなしレヴューも
様々な所で述べているでしょう。

「こんなタイミングでようやくレヴュー記事起こすなど
遅れているにも程があんるんじゃないのか?」

とか

「もう使い飽きたわ!!」

とか

既に中古で出回ってたり(笑)

しかし、僕はただ3ヶ月の間、このマシンについて
ブログで記事にするのを先送りしていた訳じゃないんです。

大概、即出て来るレヴューなんて使った方の
個人的な「雑感 」だったり細かい機能解説だったり
する訳で、そんな事は僕の仕事じゃないんですよ、
どこそかの方にお任せします(笑)

ぼくは、音屋として常に実験を試みてますからね、
違った角度からのVolcaの魅力をお届けしなくちゃ
意味が無い・・・まあ、改造とかそういう工学的な事は
出来ませんが、ユーザーレベルでどう使うかって感じです。

・・・で、このブログはその名のごとく、「ドンカマ」なので、
ビートやグルーヴ等、リズム帯に焦点を当てています 。

なので、今回はシリーズの中でも
「Volca Beats」に着目してゆきますね☆


見たまんまの機能を備えてるビートBOXです。
16個並んだタッチパネルを「ON/OFF」して、各
音色のパターンを打ち込んでリズムをこしらえる、
まあ、ヴィンテージのTR-808と同じでございます。

音色はBD、SD、TOM、HATはアナログ回路で、Perc.は
PCMサウンドになってます。夫々の音色はヴォリュームコントロール、
ピッチコントロールが出来ますし、BDやSDはLong Decayにしたり
ノイズでアタックやスナッピー感を足したりできます。

PCMサウンドのピッチコントロールはモーションとして
一つのパターンに記録する事が出来たりもします。

Stutterというのは選択した音色をロール演奏させる機能で、
設定次第で、ディレイのような効果が得られます。
また、瞬間的なドラムロールを直感的に演奏させるにも適してます。

こんな処が大体皆さんがレヴューする部分で、
もっと詳しく書いてる方もいらっしゃるかもしれないので、
機能面のブログをお探しの方は・・・

「ググッてねー!!」(笑)

ここからが本番ですわ。

まず、僕はVolcaとミキサーの接続に困りました
出力がミニ・ヘッドフォンジャック しかないので、
最初は変換プラグ使いましたが、どうも納得いかない。

そこで、こんなモノがありました。


左は<ミニ・TRSプラグ⇔TSフォン(二股)>右は<ミニ・プラグ⇔TSフォン>です。
 左はVolcaの出力をそのままステレオで、右はモノラルで接続するのに
夫々適したケーブルです。ミキサーチャンネルに余裕があれば左の方が無難ですが、
コンパクトなミキサーの場合、右のケーブルを使えばモノラル接続出来ます。
いかせん、右のケーブルは両端子共にTSフォンなので、短絡がどーのこーのと
うっさいオッサンがいそうですが、使っていてなんら問題ないので大丈夫ですよ^^

このケーブルは「HOSA」や「ClassicPro」の製品で格安です☆
サウンド・ハウスで手に入るので、是非導入してみて下さい!!

サウンドハウス ケーブル各種

他の機材とのコンビネーションも色々試したのですが、
どうも、Volca自体のメイン定格出力が弱いようで、
音量のバランスが取りにくい面があります。
Volcaシリーズだけでやるならいいけども、それじゃ
ただの「おもちゃ」で終わりですからね・・・・

とくにVolca Beatsは、Kickに対して、他の音圧が弱い。
だからと言って、ミキサーのアクティブEQだけだと
やっぱりバランスが取れない(ショボくなったり、割れたりと)

そこでこんなモノを導入しました☆


左のシルバーの機材はBEHRINGERのFBQ800というコンパクトな
グラフィック・イコライザーです。
本来はPAのフィードバック防止の為のコスパ機材ですが、
今回これをVolcaとミキサーの間に挟んで、帯域の補正をして
他のマシンとのバランスを取った所、案外上手くゆきました。
レベルも+12dbまでブースと出来るので、ガッツリ来ます!!
キックが割れる時は63hzをパッサリ切って、125hzを上げると
カッコよく自然とコンプがかかったようなアタックが出せます。
(他の帯域はその場に応じて)但し、ノイズが若干強くなります、
その辺が安物ベリンガーらしいですがσ(^_^;
よい実験結果はローコストで打ち出せました。

下の動画でFBQ800を導入した質感をご覧下さい!!


拘りたい場合は、もうちょっとグレードの高いGEQを使うのもアリです。
ただ大きさとかルックスがVolcaに丁度あってますよね?コレ(俺だけ?)

音量バランスとEQを上手く取る事で、他のPCMリズムマシンの
ペラペラのKick音にアナログの厚みを上手くレイヤーする事もできます。
この辺は、前身のmonotribeやヴィンテージ機材と違い
ネイティブでMIDIを装備しているVolcaの強みの一つですね。
また、前回紹介したTB-303のクローンマシン
xOxbOx(MarOS)を使う事でSwingもしてくれます^^

下の動画ではTR-505とVolca Beatsをミックスし、xOxbOxで
Swingさせてますが「いい感じ☆」が出せてるのを是非ご覧になって下さい。


上の動画みたいな事は、実を言うと購入前から割りと想定内の事で、
頭の中でイメージ出来ていた事なんですね(MIDI装備という時点でも)
しかし!!この先の事には、さすがにビビリました(笑)


Volcaにはmonotribeと同じSync信号が出せる仕様になっていて
それらのKORGマシンで同期演奏が可能なのは言うまでもないです。
なんと、そのSync信号はヴィンテージ・シンセ Roland SH-101の
簡易シーケンサーやアルページェーターも同期させられるんですよ!!


SH-101のメンテナンスついでにイタズラでVolcaのSyncケーブルを
EXT CLK INへ突っ込んでアルペジェーターを鳴らしたら・・・なんと、
Volca Beatsとピッタリ同期するじゃないですか!!!!
昔のシンセのCV/GATEだのの信号の規格ってバラバラで統一性なんてないんです。
KORGさんだって、そんな事考えてVolcaを開発したとは思えない・・・・
これは大発見でしたよ^^Volcaバンザーイ!!てな感じで、勢いで2つ
デモンストレーションを録画してしまいました。しかもVolcaをコンバーターに
MIDIクロックとの同期も可能でございます。是非参考にしてみて下さい☆


MIDIクロックに同期させたバージョン↓


※SH-101の仕様上、LFOのレイトは同期させる事は出来ません。

どうでしょう?かなりあなたのイマジネーションも広がるんではないでしょうか?
「もしかしたら、あんなことも出来るかも・・・」なんてね。
このVolcaというマシンは色々試してみる価値アリ!!
「もう飽きたよ!!」なんて方は今一度、想いを膨らませてみてはいかがでしょうか?

まだ手放すのは早い!!皆さん、「Volca」を更にエンジョイしましょう!!

チャンスを逃して、品薄で中々手に入らないという方も
期待して是非、手に入れて欲しいマシンです。
価格以上の価値アリです!!

・・・とまあ、最後はその他大勢と同じウハウハ感で締めちゃいましたが(笑)
今後もVolca 3台を使い倒して行きたいと思います☆

今後も、このブログでは面白いグルーヴマシンやリズム音源をリサーチして
ご紹介してゆきますのでお楽しみに^^

では、次回の更新まで・・・See You Again!!


2013年9月24日火曜日

TB-303クローン名機xOxbOxのOSアップデート②(windows7対応)

こんにちは、電子音屋ヨクシーです!!

前回のxOxbOxのOSアップデートは<win7>では
上手く作動しないような事を書きましたが、

・・・・まあ、多少痒い面はあるものの
出来ない事はない事が判明したので
ご紹介します。(雑感は文末にて)

お使いのパソコンによっては、win7でも
前回紹介した[c0ntrol]で出来るかもしれませんが、

今回はより確実な、実証性のある[c0nb0x]という
管理ソフトを紹介します。

Twitter経由で、このソフトでwin7環境でのアップデートに
成功している方がいる事を知りましたので、
上手く行かない方は今回の記事を参考に
お試し頂く事をオススメします。

今更、言うまでもないですが、コレの話ですよ↓

とにかく、まず「c0nb0x」を手に入れなくては始まりませんので、
コチラのリンクからダウンロードして下さい。
http://antto.pwnz.org/cms/projects/c0nb0x.html

このページにある「c0nb0x_101_win32.zip」というファイルをダウンロードして下さい。
因みに、このソフトはMacOS版もあるので、Macの方でも出来そうですね☆ 
 
ダウンロードしたzipファイルを解凍すると「c0nb0x_101_win32」という
フォルダーが現れます。その中にある[c0nb0x]というファイル(アプリケーション)
をダブルクリックすると下記のようなソフトが立ち上がります。 


使い方はほぼ「c0ntr0l」と同じですが、画像のとおりコマンドプロンプト
みたいな画面なのでPCが苦手な方は若干戸惑うと思いますので、
重要な部分のみ順に操作を解説してゆきます。

カーソルでの各モードの選択が可能ですので(矢印キーでも選択可)
まず赤丸で記した「Setting」をクリックして下さい。


すると下記のような画面になります。


やはり「c0ntr0l」と同じく、USBシリアルポートを正しく設定しなくてはならないので、
デバイス・マネージャーで「xOxbOx」がどのポートに繋がっているか確認し
適切な値にしなくてはなりません。
まず赤丸の「Port」をクリックすると設定できる ようになるので、
例えば「COM1」であったならば、一度BackSpaceキーでクリアして
\\.\COM1」と入力してEnterキーを押しポートを指定します。



「Done」をクリックすると「セーブしますか?」と尋ねてきますので、
「Y」キーをおしてEnterで設定が保存され終了です。

適切な接続ポートの設定が済んだら、あとは「c0ntr0l」と同じで、
xOxbOxをBootloadモードにして「Upload Firmware」をクリックすると
やはりUploadするOSのファイルを開く画面になるので、
OSファイルを選択して確定すると、自動的にUploadが行われます。

若干違うところは、終了後にEnterをする所でしょうか・・・
これで、アップデートは完了してますので、
再度、Bootloadモード以外にツマミをあわせて電源を入れ直して下さい。

【注意点】
確かに、「c0nb0x」でアップデートは可能なんですが、100%の成功保障は
ありません。因みに、僕のマシンは「sokkOS」にはなりましたが、
「MarOS」にしようと試みたらバグりました(一部機能しなくなる・・・)
完全に故障してしまうような事にはならないと思いますが、
お使いのパソコンによっては、「c0nb0x」を利用しても
正常に「MarOS」にならない可能性がある事だけ覚悟してトライしてみて下さい。
「sokkOS」へは問題なく変わりましたので、私の知識ではなんとも言えませんが・・・

 私の場合は「winXP」を所持してますので、「c0ntrol」でやった方が
確実にOSの入れ替えが常に可能な状態ですので、目的に合わせて
OSを使い分けようと思います。

今回「sokkOS」と「MarOS」を使い比べてみましたが、
個人的には、「MarOS」の方が他のマシンとの、特に
ビートボックスとの連動性が充実しているので気に入っています。

あなたの目的によっては「sokkOS」の方が使い易いかもしれませんので、
どちらかを「イチオシ」する事は 一概に言えない・・・という所です。

Kick.sさんみたいに4~5台お持ちでいらっしゃれば、
そりゃあ便利でしょうが、そうもいかない手に入り辛い
レアなマシンですので。一台でもお持ちであればラッキーです!!
そこで、オープンソースなこのマシンをフルを活用してもらう為に
この度2回に渡り記事にさせて頂きました。

次回はxOxbOxをホストに様々なマシンがSwingする特集をお届けします☆

あ・・・そうそう。毎度最後のプレゼントですが、
「sokkOS」のありかが解ったので記しておきますね^^


・・・で、やはりリンク切れも面白くないと思うので、
直接、sokkOS 2.0ファイルとc0nboxを同梱したzipファイルを進呈します!!

無許可で(笑)

コチラ↓
http://musiclabel-jtm.com/cs2/sokkos_c0nbox.zip/

ではまた次回をお楽しみに☆

 

2013年9月18日水曜日

TB-303クローン名機xOxbOxのOSアップデート虎の巻

こんにちは、電子音屋ヨクシーです(´ω`)

ブログ「Don=Kama=Room」を作成してから早2ヶ月が経ちましたが、
まるきし投稿していないぞ!!!!てな訳だったのですが(汗)
まるっきし忘れていた訳ではないです。

ただ、思いつきの記事を書いてもタダの日記になってしまいますし、
色々とネタを考案していた・・・というのは言い訳でして、

6月に発売されたKORG「Volca Beats」の使いこなしと、音の実験に集中してる間に
時が流れてしまったのが本当の所でございます。

オペレーションはYouTubeで見せた方が効率が良くて
そっちに力を注いでました。
興味がある方は僕のチャンネルをご覧になってみて下さい

【電子音屋ヨクシーのJunk Techno TV】

で...今回は 「Volca Beats」の記事かというと、残念ながら違います。
そちらは次回、もっと煮詰めて記事にしますね☆

前置きが長くなりましたが、今回はTB-303のクローン名機
知る人ぞ知る、レアマシン「xOxbOx」についてです。


僕がこのレアマシンを奇跡的に手に入れてしまったのは3年前の事です。
僕のTB-303のクローンのファーストマシンは「acidlab bassline」なんですが、
Five Gさんで試奏し「よし、コレ!!」と11万で購入したものの、
何かもう一つ足りない感じにさいなまれていました。

その後YouTubeで「xOxbOx」の存在を知ってしまってから
その魅力に取り付かれて、オークションで完成品を購入。
それ以後、僕のトラックメイクには欠かせないマシンとなっています。

元々、自作キットである本製品は、製作者によって
若干クオリティにバラツキがあるかもしれませんが
(肝心な部分が調子悪かったりとか・・・)
僕はヤフオクというグレーな入手先でありながら、
幸運にも良品を手に入れる事が出来ました☆

・・・でここからが本題です。

「xOxbOx」はオープンソースなマシンと言う事で、
システムのOSを自由に書き換えが可能なんですね。
よく知られているのが「ladyadaOS」「sokkOS」という物
らしいのですが、そんな事を知ったのもつい最近の話でして(^_^;

何も考えずに、ただただ使い倒してきましたが、
YouTubeでシャッフルやステップシーケンスの逆再生が出来たりと・・・
様々なパフォーマンスされた動画を見て、
「そんな事出来るのか・・・」とチャレンジしたものの
僕の「xOxbOx」ではまるで出来る気配がない(そもそも操作すら解らない)
 このマシンは様々なカスタマイズされたフォルムのモデルが
存在するので、そーいう改良品を更に手に入れなくちゃ無理なのかな ~
と半ば落胆していました。

でも、どーしてもその機能は欲しい!!

願い続けて3年、僕もTwitter経由で知った「xOxbOx」の名手
【Kick.s】氏の詳細な解説ブログを見つけて、
OSが「sokkOS」であれば出来る事を知りました。
そして、それはOSをダウンロードして本機装備のUSB経由で
アップロードすれば、どうやら僕のマシンにも様々な機能が
追加され生まれ変わる事が解りました。

これは早速実行せねば!!

はいー!!OSが手に入りませーん(´Д`;

がーん

何処をどう探しても「sokkOS」のプログラムファイルが
手に入らない(因みにKick.s氏のブログにあるOSの
入手先はリンク切れしてて×)

それでも諦め切れず、探すは探す・・・
そこでやはりKick.s氏のブログを眺め続ける事数ヶ月・・・
「MarOS」という「sokkOS」より更に進化したやつが
あるらしい事が判明(当然、お目当ての機能は搭載)
ダメ元でOSの入手先のリンクをクリック、

な・・・なんと

「MarOS」のファイルが手に入ってしまったではないですかΣ(゜0゜)))

ここまで来たらやるしかありませーん!!

「Kick.s」氏曰く、マシンによってはアップデートできないどころか
故障もありうると・・・「覚悟の上で試して下さい」 と記してましたが、

あらま!?

僕の「xOxbOx」は完全に「MarOS」のマシンに生まれ変わっちゃいました☆

もう、スィングするわ、ランダマイズするわ、機能盛りだくさんな「MarOS」
11万のacidlabはいったい・・・みたいな、本物より本物みたいな(笑)
TB-303のクローンとしては最強ですよ、マジで!!

ともあれ、あなたがもし「xOxbOx」を所有しているのなら
「MarOS」にアップデート可能なんですが、ちょいと難しい。

マニュアルは英語しか存在しないし、Kick.s氏はお使いの
パソコンの問題で、かなりギミックな方法を紹介してますので、
これより、僕が英語マニュアルを眺めつつ成功させた方法を
伝授します(案外簡単ですがね)

===【xOxbOx MarOSアップデート方法】============

まず、OSをアップロードするには、「c0ntr0l」という専用ソフトが
必要になるので、入手しましょう。

 http://sourceforge.net/projects/x0xb0x/

ダウンロードしたZipファイルを任意の場所に解凍して、フォルダを開いて下さい。


赤丸のアイコン(c0ntr0l)を探し出してダブルクリックすると、ソフトが起動します。


更に、肝心な「MarOS1.4.1」もダウンロードしましょう。
こちらがダウンロード先です。
http://www.adafruit.com/forums/viewtopic.php?f=13&t=33914
トップの記事にダウンロードリンクがあります。
2つありますが、「MarOS1.4.1.zip」でOKです。
下の「Documenation」は英語取説とイメージ画像が入ってますので
欲しければでOK(アップデートには使いません)

ここまでは、まあ・・・どなたにでも簡単にできますが、ここからでございます。

OSをアップデートするにはパソコンと「xOxbOx」を接続する必要があるのですが、
これが「Windows7」だと上手くいかないんです(汗)
ここから先を行うには「WindowsXP」でやる必要があります。
(ここでガ~ンという方は「Kick.s氏」のブログを参照して下さい)

まず「xOxbOx」の電源を切って、セレクト・ノブを「Bootload」に合わせて下さい 。


そして、本機とパソコンをUSBケーブルで接続します(コネクタの形状に注意)


そうしたら、本機の電源を入れて下さい。
多分セグメントは何も点灯しないと思いますので
解りにくいですが、ちゃんと動作しています。

初めて接続した場合はウィンドウズの「セットアップウィザード」が
立ち上がるので、指示にしたがって接続を完了して下さい。
パソコンによっては認識までに時間がかかるかも
しれませんが、特別な事をしなくても完了します。
(この時点でNGだった方の場合もゴメンナサイ)

デバイスマネージャーを開いて
接続ポートの状態を確認して下さい。
僕の場合は「USBシリアルポート COM4」になりました。
(接続のUSBポートにより変わります)


ここで、「xOxbOx c0ntr0l」ソフトに戻ります。
上で確認したシリアルポートのナンバーとソフトの
ナンバー設定を合わせます。


赤丸の部分を順にクリックして適切なナンバーに設定して下さい
(僕の場合はCOM4ですので、画像はそうなっています)

ここで、悩んでしまいがちなのが、
上の画像にも見える「Connect to xOxbOx」の欄ですね。
ブートロードするのにはコネクトするんだよなぁ~あ?
と、何度やっても「Not Found」になってしまい悩んでしまったのですが、
ここで「コネクト」する必要は全くありません。
これは「Computer Control」モードの時のみ接続が必要になるため、
「Bootload」モードでは必要ありません。

そのまま次はツールバーの「xOxbOx」をクリック


「Upload Firmware」を選択します。
開いた画面で先程ダウンロードした「MarsOS」の
フォルダーを開き、中にある「xOxbOx.hex」というファイルを
選択し「開く」をクリックします。


すると、自動的に「Bootload」が開始され、ものの数秒で
アップデートは完了し、自動で終了するので一度、本機の電源を切り、
「Bootload」以外のモードにして再度電源を投入して下さい。
これであなたの「xOxbOx」は「MarOS」に変貌しました!!
 その性能とやらを存分にお楽しみ下さいね^0^b

==============================

と、ここまでが「MarOs1.4.1」アップデートの虎の巻です。

最後まで読んで頂いたあなたに
僕からプレゼントです☆

OSにしろコントロールソフトにしろ、
「sokkOS」のようにリンク切れで手に入らないような事に
今後なりかねないですよね?

なので

僕がダウンロードして、解凍した「c0ntr0l」と「MarOS1.4.1」を
まとめてあげちゃいます!!無許可で(笑)

コチラのリンクからダウンロードまとめてダウンロードできます。
http://musiclabel-jtm.com/x0xb0x_MarOS_c0ntr0l.zip 

ダウンロードしたZipファイルを解凍すると、「x0xb0x MarOS_c0ntr0l」という
フォルダが現れるので、その中に個別に「c0ntr0l」と「MarOS1.4.1」が
個別のフォルダで入っています。

また操作方など、 もっと詳しく「xOxbOx」について知りたい方は
やはり国内最強の使い手と思われる名手「Kick.s」氏のブログを
参考にしてみて下さい。めっちゃ詳しくしかも親切に解説されています。

【Kick.s】氏 xOxbOx-sokkos tutorial

【Kick.s】氏 xOxbOx-MarOS1.4.1tutorial

それでは、次回からはビート・ボックスに焦点を当ててゆきますね^^
今後共、宜しくどうぞ!!